募集情報

研修の特徴

精神科専門医研修プログラム

洛南病院では、将来精神科専門医として「急性期から回復期まで」、「子どもから高齢者まで」の多種多様な精神疾患に対する精神科医療を実践するための知識、技能を習得できるとともに、併せて、児童・思春期医療、依存症医療、認知症医療、司法精神医療、認知機能リハビリテーションなどの専門性の高い精神科医療を経験することができます。

※本専門研修プログラムは、日本精神神経学会による一次審査を通過したものであり、今後日本専門医機構による二次審査を踏まえて修正・変更があることを予めご承知おきください。

1. 指導体制が充実しています

必ず、そばに指導医がいますこれまで精神科後期臨床研修では上級医のコンサルトによる臨床指導や講義形式の研修が中心でした。このような指導方法では研修医の特性・能力に応じて研修内容にばらつきが生じ、必ずしも効果的な臨床研修につながらないことがあります。当院では、研修担当医(病棟管理医)が実際の症例の診断・治療についてマンツーマン形式で直接指導にあたることで、研修医一人一人の特性・能力に応じた研修プログラムを考え実施しています。
さらに、質の高い精神療法を実施できる精神科医を育成することを当院における精神科専門医研修の目標の一つとして位置づけ、マンツーマン形式で認知行動療法の習得を図ります。精神科専門医研修プログラムの開始に伴い、カンファレンス、講義、勉強会、読書会を充実させました。
当院の研修プログラムにより研修を積めば、その時点の精神科医師としては申し分のない臨床スキルを習得できていることでしょう。

2. 精神科疾患の様々で豊富な症例数を経験できます

当院には年間約850名の入院があり、精神科救急病棟を中心に数多くの症例を担当できます。特に初発の統合失調症圏・気分障害圏の症例など、研修にふさわしい症例を優先的に担当していただくことで、より充実した研修となるように努めています。

3. 精神保健指定医・専門医の資格取得を強力にバックアップします

精神科救急医療や薬物依存症治療、認知症医療、児童・思春期精神医療が充実している当院では、精神保健指定医の症例を短期間で経験することができます。さらに外来診療の症例とあわせて、専門医の取得に必要な症例を経験していただき、専門医試験の前には試験対策指導を実施するなど強力に指導・助言を行います。

4. 専門性の高い精神科医療を学べます

専門性の高い精神科医療を学べます 児童・思春期医療、老年期医療、依存症医療は、特殊な治療技術を要する分野です。当院は、認知症疾患医療センターに指定され、認知症急性期治療・若年性認知症治療を行うとともに、思春期専門外来を設置し、児童・思春期治療にも取り組んでいます。また、社会問題化している薬物依存症についても回復プログラムを導入しています。
それぞれの分野の専門医を配し、希望があれば、これらをより深く研修できる体制を整えています。

5. 高度な医療を学べます

当院では、反復性経頭蓋磁気刺激法(rTMS)によるうつ病治療に関する臨床研究やうつ症状の鑑別診断補助としての光トポグラフィー検査にも取り組んでおり、先進機器を利用した高度な医療を経験できます。
また、最新型パルス波治療器による修正型電気痙攣療法(mECT)を麻酔科専門医の管理の下で行っており、最先端の電気治療技法を習得することができます。

6. 精神科医療をトータルに経験できます

当院では、精神科デイケア・精神科作業療法・訪問看護を実施しています。当院での研修で、リハビリテーションからアフターケアまで、多職種と連携を図りながら精神科医療をトータルに経験することができます。

7. 幅広い分野の連携施設により精神科医療の多様な選択肢が可能となります

当院は新専門医制度における基幹施設として認定されています。
本プログラムは、公的医療機関を中心とした総合病院精神科、精神科病院等、大学病院を連携施設としています。総合病院精神科ではリエゾン・コンサルテーション、緩和医療、地域の関係機関と連携した地域精神科医療等を、精神科病院等ではアルコール専門医療、訪問診療、児童・思春期医療等を、大学病院では高度専門医療を中心とした臨床研究等を学ぶことができるなど、興味や志向性に応じて多様な選択肢を用意しています。これらの連携施設をローテートしながら研鑽を積み、臨床精神科医としての実力を向上させつつ、幅広い知識を習得し、専門医を獲得することが可能となります。
3年間のプログラムにおいて標準的には、1年目は本院を経験し、精神科医としての基本的な知識、技能、態度を身につけ、2年目と3年目は、総合病院精神科(大学病院を含む)と精神科病院を概ね1年ずつローテートすることとなります。
実際の研修プログラムでは、本人の希望に応じて柔軟な対応が可能です。

〈連携施設〉

(京都府) 京都大学医学部附属病院、京都市立病院、京都市児童福祉センター診療所、いわくら病院
(大阪府) 大阪赤十字病院、北野病院
(兵庫県) 公立豊岡病院、関西青少年サナトリューム
(福井県) 公立小浜病院

8. 司法精神医療に関与しながら学べます

精神鑑定書の作成は、精神科医として一人立ちするための卒業試験と位置づけられます。当院では簡易鑑定を経験していただき、鑑定面接の指導を行うとともに精神鑑定書作成法をマスターしていただきます。また当院では鑑定入院も受け入れています。さらに指導医が実施する本鑑定の助手・裁判での鑑定人尋問の傍聴の経験をすることができます。

9. 必ず、そばに指導医がいます

専攻医は、当院において勤務する場合は、まず精神科救急病棟の担当となっていただきますが、精神科救急病棟に配属されている常勤医が全員で指導に当たります。また、当直業務では実際に救急患者も受けていただきますが、当直には必ず精神保健指定医がペアで入って指導に当たります。単独で救急患者を受けることはありませんので安心して診療することができます。

10. 知識や経験の整理をアシストします

当院では毎日行われる病棟カンファレンス、週2回の入院カンファレンス、週1回の医局カンファレンスで、症状評価や治療方針に関する検討がなされます。クロザリル導入症例・mECT症例などの難治症例を医局カンファレンスで報告して全医師の助言を求めることができます。

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