病院紹介

院長あいさつ

京都府立洛南病院 院長 吉岡隆一

京都府立洛南病院は、昭和20年の開院以来、府内唯一の公立精神単科病院として、他の病院では診療が難しい患者さんへの「救急医療」や「専門医療」を担ってきました。

当院では、平成14年にスタートしました府南部圏域における精神科救急医療システムの「基幹病院」として、精神科救急の砦としての役割を果たすとともに、平成18年には「思春期専門外来」を開設し、平成23年には「認知症疾患医療センター」の指定、平成25年には「若年性認知症専門外来」を開設して、より先進的・専門的な医療に取り組んできました。

さらに、平成28年には「京都府こころのケアセンター」を開設し、様々なこころの悩みを抱える方やそのご家族の相談に応じています。

時代の流れの中で、思春期の心の健康や高齢者の認知症、増加するうつ病、アルコールや薬物等の依存症など、府民から求められる精神科医療のニーズは一層多様化しており、これに伴い、精神科医療のあり方も大きく変わろうとしています。

洛南病院は、このような様々なニーズに対応すべく、平成27年に洛南病院整備基本構想を策定し、令和4年度から本格着工予定の病院建替整備により、新たな専門病床の整備など診療機能の充実・強化を図るとともに、地域連携強化による地域生活や社会復帰の支援を一層進めていきたいと考えております。

これからも、府民のこころの安心・健康を守る拠り所として、職員一同さらに研鑽を重ねてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

京都府立洛南病院  院長 吉岡隆一

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